中高年新聞配達事始2

新聞配達のやりかた

入所したらもらえるのが地図と順路表というものです。地図は住宅地図のコピーに、たぶんマーカーか何かで色づけしたもの。矢印とかで走るコースも書いてあるかも知れませんが、そこまでしてくれないのがほとんど。順路表もない場合があります。

順路表というのは、配達する順番と配達する新聞の種類が書かれているものです。新聞の種類というのは、一般的な新聞の他に、スポーツ新聞や業界新聞などです。種類も結構あるので、どのお宅にどの新聞を入れるかで迷ったりします。

まずは走る

まずは先輩が配達するのに後ろについて走ります。この時、変な先輩だとその後が思いやられます。アルバイトの人は普通の人が多い感じですが、正社員っぽい人の中には、正直言って変な人もいます。就業するハードルが低いだけあります。偏見ですかね。

夜の町を走るわけですが、いつもの見慣れた町であっても、夜となればまた違います。普段の生活なら通ることのない道もあります。そこを真っ暗な中、ぐるぐる回りながら走るのですから、本当はたいしたことのない範囲なのですが、とてつもなく広く複雑に感じられます。

数回走ることでそれは解消されます。あんなに難解だったコースが、こんなに簡単で短いコースだったのかと思うようになります。

後ろを走るだけの研修が終わると、後ろを走りながら新聞を投函していく研修に移ります。この時、どのお宅にどの新聞を入れるか覚えます。新聞はかなり重く、コースの前半はハンドルを取られるくらいです。まだバイクにも慣れてない時期なので転倒には気をつけましょう。

後ろを走りながら投函していく研修の次は、先頭を走りながら投函していく研修です。先輩は後ろから付いて来ます。これが一番嫌な練習でした。後ろから監視されながらやっていると、プレッシャーがきつくて、焦ったり間違えたりしがちです。これで単独で配達できると判断されれば一応一人前の配達員ということです。

研修の期間ですが、人それぞれであり、販売所の方針であったりします。人によって1ヶ月くらいかかったとかも聞きますが、だいたい、1週間くらいで覚えました。早く単独で走りたかったので多少無理はしましたが。

昼間に空で走ってみるのも覚える早道かもしれません。ただ、昼間と夜とでは場所が違う感じがするもので、どちらかといえば、配達について回ったあとでもう一度走るとかいうのがいいかもしれません。

給与ですが、訓練期間中は無給の販売所と給与を出してくれる販売所があります。

新聞を積み込む

配達前に新聞をバイクに積み込む作業ですが、まず部数の確認をしなければなりません。配達部数を確認できる紙がありますので、毎日確認します。月の初めには購読を始めてたり、止めたりする方が必ずいるので、その増減に注意しなければなりません。もちろん、月途中でもあります。

雨の日は全部ビニールでパッキングするのですが、晴れの日でも投函する場所の事情でパッキングする新聞が必ずあります。また、2種類以上購読しているお宅の新聞はまとめる為にパッキングしたりします。パッキングは簡単で、専用の機械がありますから、それに部数づつの新聞を通していけばいいのです。雨の日は機械が取り合い(譲り合い)になります。

積み込みは、順番とか取り出しやすさとかを考えて積み込みます。訓練中に先輩がやっているやり方を真似ればいいのです。自分がやるようになれば、そのやり方を自分がやり易いように改良していけばいいのです。

部数の確認から積み込みまでそんなに時間はかかりません。早朝ですから他の配達員の方も大概は無口で黙々と作業をしています。走り出せば自分ひとりの世界ですから。後は淡々と毎日を過ごすだけです。寝坊だけはしないように。

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