神道発祥の地 伊岐の島

長崎県の島

伊岐(壱岐)の島は玄界灘の沖にある島で、九州と対馬の中間くらいにある長崎県の島です。古事記によると筑紫の島の次に生まれた島とされています。そして、神の名は天比登都柱(あめひとつばしら)と言います。とんでもない名前の神と思えるのですがいかがでしょう。

古事記で一番最初に出てきた、天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)という神さまがいますが、その文字からして、宇宙の真ん中に鎮座する神という神さまです。古事記では最初に名前が出てくるだけで、その活躍等はありません。日本書紀には登場しないそうです。天比登都柱(あめひとつばしら)というお名前を知って、アメノミナカヌシに相当するお名前だと思ったのです。

  • 天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ) 宇宙の真ん中に鎮座する神
  • 天比登都柱(あめひとつばしら) 宇宙に唯一の神?宇宙のど真ん中の神?な感じ?

どうも、壱岐の島はとんでもない島のようです。

古事記では「伊岐の島」となっています。「伊」は伊予の伊、「岐」は分かれるという意味ですから、伊の国の分国とも取れなくはありません。とにかく、筑紫の島の次に征服したのは壱岐の島というわけです。地理的にも問題はないですね。


amazon 06 地球の歩き方JAPAN 島旅 壱岐
 楽天市場はこちら

月読神社

ツキヨミ(ツクヨミ)といえばアマテラスとスサノオとともに三貴神とよばれる神さまです。ツキヨミは古事記では全く活躍しません。今のところ私には正体不明の神さまです。いずれ詳しく調べたいのですが、これはまだ先の話です。

ツキヨミは月を読むと書きます。どうしても太陰暦が頭に浮かぶのですが、「黄泉の国」を治めたとの説もあるようで、歴史の裏側で力をもつシャーマン的な役割をもった存在ように思えます。左目からアマテラス、右目からツキヨミなので、裏アマテラス的な存在ナノデハ?

月讀命は伊邪那伎命の右目を洗った際に生み成され、天照大神や須佐之男とともに「三柱の貴き子」と呼ばれる。月讀命は、伊耶那伎命から「夜の食国を知らせ」と命ぜられるが、これ以降の活躍は一切ない。夜見の国を治めたという説もある。

ツクヨミ (2018年6月30日 (日) 21:12 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』

古事記にはスサノオがオオゲツヒメを殺す場面がありますが、日本書紀ではスサノオがツキヨミに、オオゲツヒメがウケモチに置き換えられています。故にスサノオとツキヨミが同一神であるとも言われているようです。オオゲツヒメとウケモチは同一神です。

壱岐の島の月読神社はツキヨミを祭る神社の元社だそうです。

顕宗天皇3年(487年)阿閉臣事代という官吏が天皇の命を受けて朝鮮半島の任那に使いにでる。その際に人に月の神が神がかりしまして「土地を月の神に奉納せよ、そうすればよい事があろう」という託宣があった。それを朝廷に奏したところ、これを受けた朝廷は壱岐の県主の押見宿禰に命じて壱岐の月読神社から分霊させ京都に祀らせた。

月読神社縁起

壱岐の島の月読神社が京都に分社されたことにより、これ以降、日本における神道の普及が成されていったということになります。壱岐の島が神道発祥の地としての由縁とされています。

なお、壱岐市にある月読神社は論社とされています。論社とは、「似たような名の神社が二つ以上あって、どれが『延喜式』に記されている神社か決定し難いものをいう。」ということです。つまり、壱岐市の月読神社は元社の可能性がある神社に止まります。

月讀神社(つきよみじんじゃ)は、長崎県壱岐市芦辺町国分東触に鎮座する神社である。橘三喜により延喜式内社(名神大社)と査定されたが疑わしい。

月讀神社 (2018年7月8日 (日) 13:13 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』

壱岐の島にはもう一つの論社があります。壱岐市の八幡神社です。もう一つと書きましたが、壱岐市には3社の八幡神社があります。このうちの箱崎八幡神社というのがどうもそれらしいのですが、また何時かの機会に調べたいと思います。

月読神社は四国にはないようです。(高知県には月山神社があります。こちらはツキヨミをお祭りしているとされています)ツキヨミは四国とはあまりかかわりがないのでしょうか。ウケモチがオオゲツヒメだとすると、訪れたことはあるようでね。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください