猿田彦とウズメ2

画像は荒立神社本殿(拝殿?)宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井667

アメノウズメノミコト

アメノウズメノミコトといえば、天岩戸のお話でしょうか。アマテラスオオミカミは弟神スサノオノミコトのあまりの傍若無人な振る舞いにほとほと困り果て、天岩戸に閉じこもってしまいます。アマテラスオオミカミは太陽神ですから、世の中は真っ暗になってしまいました。硬く閉ざされた天岩戸の扉はビクともしません。

この時に天岩戸の前で乳房から女陰まで放り出して、面白おかしく舞を踊ったのがアメノウズメノミコトです。神様たちは大笑い。アマテラスオオミカミは自分が隠れて大変なことになっているだろうと思いきや、外では大爆笑のお祭り騒ぎです。不信に思い少し扉を開けたところをアメノタジカラオノミコトが、その怪力で天岩戸の扉をこじ開けて、アマテラスオオミカミを外界に引っ張り出したのです。

はしょっていますがだいたいこんなところでしょう。

「槽伏(うけふ)せて踏み轟こし、神懸かりして胸乳かきいで裳緒(もひも)を陰(ほと=女陰)に押し垂れき。」 つまり、 アメノウズメがうつぶせにした槽(うけ 特殊な桶)の上に乗り、背をそり胸乳をあらわにし、裳の紐を股に押したれて、女陰をあらわにして、低く腰を落して足を踏みとどろかし(『日本書紀』では千草を巻いた矛、『古事記』では笹葉を振り)、力強くエロティックな動作で踊って、八百万の神々を大笑いさせた。その「笑ひえらぐ」様を不審に思い、戸を少し開けた天照大神に「あなたより尊い神が生まれた」とウズメは言って、天手力雄神に引き出して貰って、再び世界に光が戻った。

こんなところから、アメノウズメノミコトは芸能の神さまになっています。

火の鳥黎明編

古本屋で「火の鳥」を探したのですが、ほぼありません。1冊あったのですが、「黎明編」ではなくて、しかも結構高額。古本屋は諦めました。

amazonで探してみると、「火の鳥1」というのがKindle版99円で売られています。とりあえずこれをダウンロード。してみました。


火の鳥1 Kindle版

お話は途中までなのですが、猿田彦が罰を受けて鼻が巨大化した理由が分かりました。猿田彦の大きな鼻は、早い段階で大きくなっていたのですね。ただ、私が記憶していた、子々孫々まで背負うような罪ではなかったです。この後、別の展開があるのでしょうか?

簡単なお話はこうです。

女王ヒミコの命でクマソの国征伐に出かけた猿田彦は、先に潜入していた男の手引きによりクマソの国を襲い、ある姉弟を除いて老若男女、はては赤ん坊まで皆殺しにします。生き残った弟ナギの方は猿田彦に矢を射掛け、矢は猿田彦に刺さるのですが、兵に捕まってしまいます。

赤ん坊まで殺した猿田彦ですが、何故かナギを助け、自国に連れ帰り一緒に暮らします。暮らしているうちに、猿田彦はナギを実の息子のように思い始めます。ある日、ヒミコにナギといるところを目撃され、ヒミコはその場で猿田彦にナギを殺すよう命じるのですが、猿田彦にナギは殺せません。

ヒミコの弟スサノオに助けられてその場は難を逃れるのですが、その後、ナギはヒミコの命を狙い、矢を射掛けますが失敗。激怒したヒミコは猿田彦を捕らえ、まだら蜂の穴に猿田彦を投獄。まだら蜂に刺された猿田彦は全身ボコボコですが、特に鼻が大きく腫れ上がります。猿田彦をまだら蜂の穴に放り込んだことに怒ったスサノオが酒を飲んで大暴れします。

スサノオの大暴れに困ったヒミコは、スサノオを殺すように兵に命じるのですが、その時に日食がおこります。日食に恐怖したヒミコは岩戸に閉じこもります。その闇に乗じてナギは猿田彦をまだら蜂の穴から救い出し、故郷のクマソの国に逃亡します。

マンガの設定ですから、いろいろごちゃ混ぜになっているのでしょうけど、猿田彦は猿田彦の名で登場します。猿田彦はヒミコの防人です。ヒミコの弟がスサノオですから、ヒミコはアマテラスオオミカミであるとして、アマテラスオオミカミは天津神、猿田彦は国津神ですから主従関係にあるのは変ですね。

猿田彦がクマソの国の住民を皆殺しにする話は、あまり日本的ではないように思います。旧約聖書などには、ことごとく殺しつくす的な場面がありますが、日本人はそんなことしないよなとか思うのです。ただ、ヤマトタケルのお話なんかでは、結構卑怯な手段を当たり前のように使っています。この時代は卑怯の概念がなかったのでしょう。

前にも書いたように、猿田彦が自らだけでなく、その子々孫々まで背負うような贖罪が出てきません(あったとしたらですが)クマソの国の皆殺しが理由だとするには、お話の流れ上ちょっと弱いかなと思います。この後、何かあるのでしょうか?それとも無いのかな。

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