妄想の高天原 山人vs海人

汗と妄想

肉体労働をしながら、調べもせずに、つらつらと考えていたことを書きます。間違っているかとも思うのですが、現在の私の知識のうちで想像したものです。

天神族が淡路島より上陸し、日本列島を支配下に置いていったのだと仮説すると、たぶん黒潮を利用して、南方からやってきたのだと思います。日本民族南方起源説というのがありますが、それに近い感じかと思うのです。ただ、南方起源説だと沖縄や鹿児島の島々経由していると思うので、一番目に上陸したのが淡路島というのはおかしいです。

ある程度文明と航海技術をもった集団が、狙って淡路上陸を果たしたのだと思うのです。沖縄や九州南部にはそれなりの勢力が存在して、上陸するにはリスクが大きすぎたのです。四国の土佐においても地元の勢力が押さえており、容易に上陸できるものでもなかったと思われます。そのため、九州、土佐を左に見ながら紀伊水道を北上して淡路島に上陸となったのではないでしょうか。

目的の地、淡路島

黒潮に乗っての淡路島は勢力の隙間だったわけです。もともと淡路島は山がちの農耕に適さない、住みにくい場所だったに違いありません。故にたいした勢力もなく、抵抗もそれほどなかったのでしょう。天神族が最初の地として狙うには最適な地だったのではないかと思うのです。

朝鮮半島を南下して対馬、九州に至るというのはどう考えてもないと思います。九州北部や山陰地方にもそれなりの勢力があったとおもえますし、瀬戸内海はそれこそ海人族の溜まりだったに違いありません。勢力の隙間を縫うように侵入してきた天神族が、無用な戦いを避けながら日本国に上陸するには、黒潮を利用してのダイレクトな淡路島到達が最善の策だったのです。

農耕に適さない淡路から、豊穣の地、粟の国にて天神族は繁栄を極めます。天神族のベース地は粟の国で間違いないと思います。天地のはじめの高天原は粟の国の山岳部でしょう。この地で繁栄を極め民族としてのアイデンティティを確立する余裕もできてきたのだと思います。

山人vs海人

アマテラスの支配した高天原がどこかという問題ですが、まだそこまで知識が及ばないので粟の国の何処か山の高いところとしておきます。アマテラスは天神族の農耕グループの長であり、海原を治めたスサノオは、天神族の海人グループの長だったのでしょう。スサノオは荒れ狂います。イザナミ恋しくて泣き喚いたというのは、海を利用して、周辺地域で暴れまわったということです。

ここで、二つのグループが対立してきます。山人アマテラス vs 海人スサノオ、というわけです。

海人スサノオの国が愛媛県だと思います。予の国ですね。同族でありながら、二つの巨大勢力と化した名残りが、伊予の二名の島として古事記に綴られているのではないでしょうか。結果としては海での戦いを選ばず、高天原に攻め込んだスサノオは敗れます。そして追放されるのです。

オオゲツヒメの死

ここでオオゲツヒメの死の問題が出てきます。現時点でオオゲツヒメはアマテラスと同じと考えられます。この戦いでスサノオは敗れはしたものの、勝者たるアマテラスもその命を落としたのではないでしょうか。天神族シャーマンの象徴であるアマテラスは死んではいけない名であって、その死はオオゲツヒメの死として古事記に描かれ、アマテラスはその名を引き継ぐものによって守られたのではないかと思うのです。

あとがき

まあこんなことを考えながら、仕事をしていました。案外図星だったりして・・・。

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